飛浩隆の長編。「廃園の天使」シリーズ第1作。といっても第2作以降は未刊だ。 読んだのは大分前だが、久々に読み応えのあるSFだと思った。 登場人物(?)はヴァーチャルスペースに構築されたリゾート地に住んでいるAI達。彼らはヴァーチャルリゾートを訪れ…
飛浩隆の短編集が2005年度SF大賞である。 この作品集は美しい。そして凄惨である。 短編とはいえ、冒頭から最後の一語まで刃のような緊張感を維持しつつ、決して飽きさせることのない文章力は驚くべきものだ。緻密でありながら、どこかが決定的に日常とずれ…
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