Alfa159タイヤ交換
ぼくの159が購入時に履いていたDUNLOPのSP SPORT MAXX 050は、スポーツ寄りのタイヤで乗り心地は硬い。加えて19インチ40%偏平という「薄い」仕様のせいだろうが、路面の段差をかなりダイレクトに拾う。その度にドライブレコーダのセンサが「ピッ」と反応する。
購入して3,000km弱走行したが、路面の不整の影響を受けやすく、特に轍に足をとられてヒヤッとしたことも度々あった。加えて、前輪内側の減耗が思ったより進んでいて、あと1年はちょっと厳しいという状態。外側から見えにくいのでマメにチェックできないということもあり、不安を抱えて履き続けるより、この際思い切って新調することにした。
純正ならPirelli P-ZEROだが、現在の乗り心地を踏まえると、スポーツ志向よりもコンフォート志向のタイヤを選ぼうと思った。いろいろ比較検討した結果、選んだのはヨコハマのADVAN dB V552という、ADVANシリーズの中でもっとも「軟弱な」モデル。静粛性重視のプレミアムタイヤで、一昔前ならADVANの名称はつかなかったに違いないが、これもご時勢ということか。とはいえ、腐ってもADVANなので、走行性能は二の次のふかふかタイヤということはないだろう、と願って地元のタイヤショップで注文。
昨日入荷したとの連絡をもらったので、定時に仕事を切り上げてショップへ直行。幸い待ちも無く1時間かからずに作業が完了した。本当はアラインメント調整もやりたいのだが、それはまたの機会にして、自宅まで6キロほど走行してみた。
乗り心地は、ほぼ期待したとおり、明らかに向上した。路面の大きな段差はさすがに吸収しきれないが、それでも衝撃が緩和されたので精神的に楽になった。小さな不整から来る振動が減ったので室内のビビり音や軋み音が格段に減ったし、ロードノイズも減った。シリーズ最高の静粛性をうたうだけのことはある。ただ、ロードノイズが聞こえないとか、風切り音より小さいとか、というレベルではない。もとより静粛性はそれほど重視していたわけではないので、ぼくの体感としては十分に効用が得られたと感じている。週末には高速を使うので、どの程度違いが出るか楽しみだ。
ADVAN dB V552_製品特長 - ヨコハマタイヤ [YOKOHAMA TIRE]