Sony製旧Vaio Z(VPCZ23AJ)をWindows10にアップグレード
プライベート用のSONY製Vaio Zの最終モデルをWindows10にアップグレードしたので、その備忘録を書いておく。
- 他のPCのアップグレードの際にOneDriveの同期ができなくなる不具合が発生したので、とりあえず同期を解除、サインアウト。
- 同様にDropboxも念のため同期を解除、サインアウト。
- 不要なソフトやキャッシュファイルは削除してシステムドライブの空き領域を確保
Windows10のアップグレードは普通に実行。特に何もする必要はない。
無線LANの不具合
正常に起動できたが、初期設定のところで問題発生。ワイヤレスネットワークがつながらない。ネットワークは認識してパスフレーズの入力までは進むが、認証が上手く行かない。WPSでも手動でも失敗する。とりあえず有線接続して設定を完了する。
回避策は、無線LANドライバの詳細設定で「11n」をdisableにし、かわりに「11a/b/g」を選択すること。これで11gで繋がった。ドライバの対応に不具合があるように思うが、原因は特定できていない。
指紋認証の不具合
次に指紋認証を設定しようとして、「Windows Hello」を実行するが、指紋登録の途中で異常終了。これは原因がわからないが、実用上困らないのでシューティングは後回し。
シャットダウンができなくなる
ひととおり設定を終えて、終了しようとしたら問題発生。ディスプレイはすぐに消えるが、HDDのアクセスが延々と続き、電源が落ちない。仕方なく電源ボタン長押しで強制終了して、再度挑戦するも結果は同じ。
Webを調べると何人か同じ症状を経験しているようで、その解決策として高速スタートアップを解除するという方法が紹介されていた。結論としてはこれを実行して回避に成功。電源オプションの「電源ボタン」の設定で、高速スタートアップを解除する。
- シャットダウンを実行。
- シャットダウン中の画面のまま、HDDにアクセスし続けるがそのまま放置。
- HDDのアクセスが終了した頃合いを見計らって電源ボタン長押しで強制終了。
- 次回の起動後は正常にシャットダウンできるようになる。
もともと起動が速いマシンなので、高速スタートアップを解除しても、ストレスにはならないので、これでよしとする。
以上の対策を行って現在のところは正常に動作している。