けろこ堂日乗(β版)

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PCを換えると音が変わるか?

ちょっとした思いつきで、Athlon 64 X2 240e(TDP45w)で組んだサブPCに、JRMC19をインストールして鳴らしてみた。

これが、予想以上に良かった。巷では音楽用にはコアを少ない方が良い、とする説もある。メインのオーディオ用PCは4コア、こちらのサブPCは2コアなので、もしかしてその違いか、という考えが頭をよぎった。

そこで、同じ音源を使って何回か試聴を繰り返してみたが、どうも2コアの方が好ましく感じる。微妙な差だが4コアよりも元気が良く、低音が力強いような気がする。

プラシーボ効果と言ってしまえばそれまでだが、亭主はプラシーボでも何でも効果があればOKだと思うので、当面は2コアをメインに聴いてみることにした。

そうなると音源データを共有するほうが都合が良いので、NASを使うことにした。もちろん、PCを1台メディアサーバにすれば良いのだが、常時起動しておくことを考えるとNASのほうが色々と便利だ。IO-DATAのRockDiskNext(挑戦者プレミアム 「RockDiskNext」 キットモデル CL2-005LD/A)というNASのキット製品を入手して、これに手持ちのHDDを組み込んでみた。

http://www.ioplaza.jp/shop/g/g1000-00007485-00000001/

ちなみにHDDは、御田氏の記事で「音が良いHDD」とされている東芝DT01ACA100 を使ってみたが、NASの場合、意味があるかどうかは不明。

東芝 DT01ACA100 1TB SATA 6Gbps対応3.5型内蔵ハードディスク

 

音源用のストレージとしてNASを使うことのメリットについては、かないまる氏のブログに詳しい。

もっとも、亭主自身は内蔵HDD、USB接続の2.5インチHDD、JRMCをメディアサーバに使用した場合を比較しながら聴いてみたが、その違いは今のところよくわからない。もう少し検証が必要だと思っている。

ただし、このLockDiskNext、ファンレスで非常に良いのだが、NASとしてはルータとの相性が出やすいのかもしれない。インストールした直後は、サーバのポータルサイトにログインすることができなかったし、亭主のWindowsネットワーク内で見えたり見えなくなったりと動作が不安定になることもあった。当初は不良品だと思ったくらいだが、これが拙宅に固有の減少だと信じたい。率直に言って、同じ状況が発生した場合はネットワークの知識の無いユーザには対処のしようがないので、その辺を良く検討して導入した方が良いだろう。

現在は動作が安定しているので、NAS内の音楽データのディレクトリをJRMCのライブラリにインポートする形で使用している。この方法がベストかどうかはまだ分からないが、しばらく試してみようと思う。