けろこ堂日乗(β版)

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食物

つくばの蕎麦屋:その5

「那由他」 到着:2022/01/16 13:00 待ち時間:なし 品書:あぶり揚げそば(税込1,540円) 所感:そばは二八。歯ごたえは軽め。つゆは塩気と酸味が絶妙でとても美味く、そばとよく絡む。ネギの下に香ばしく炙った揚げが細切りにして入っている。真ん中のマッ…

つくばの蕎麦屋:その4

そばの里「如庵」 到着:2021/10/24 12:10 待ち時間:なし 品書:やさい天ざる(税込1,300円) 所感:そばは田舎風。歯ごたえあり。新蕎麦で香り良し。つゆは濃いめでやや酸味が強く、そばとの相性は良い。やさい天ぷらは、はす、さやえんどう、にんじん、ト…

つくばの蕎麦屋:その3

和食蕎麦処「いずみの里」(ドライブインしんちゃん) 到着:2021/09/12 12:50 待ち時間:なし 品書:しらうお天ざる(税込1,300円) 所感:そばは田舎風の手打ち。歯ごたえは普通。「あごがだるくなる」レベルではない。香りはそこそこ。つゆは濃いめで、そ…

つくばの蕎麦屋:その2

とろろぶっかけそば(二八蕎麦) そば処「椿野」 到着:2021/08/27 12:40 待ち時間:なし 品書:とろろぶっかけそば 所感:二八蕎麦で、かなり歯ごたえあり。茄子と大葉の天ぷら、とろろ、ウズラの生卵、揚げ玉、プチトマト、刻んだゆずという内容。天ぷらは…

つくばの蕎麦屋:その1

常陸秋蕎麦というくらいで、つくばには、それなりに本格的な蕎麦屋が多い。ぼくは「そば通」という人種は大っ嫌いなので、その真似はしたくないが、休日の昼食をどうするかという課題もあり、十数軒ほどマークして潰してゆくつもり。都心と違って車や自転車…

フェリペ・フェルナンデス=アルメスト:『食べる人類史』

必要があってフェンルナンデスの「食べる人類史」を読み始める。 早々にいくつかのキーワードの翻訳に疑問を感じる。 原書にあたる必要がありそうだ。 食べる人類誌―火の発見からファーストフードの蔓延まで (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: フェリ…

ショコラティエの勲章

著者の上田早夕里は小松左京賞受賞のSF作家だが、この作品は(敢えて分類すれば)ミステリイだ。 神戸の老舗和菓子店に勤める主人公の女性と、名人ショコラティエの交流を軸に6編の物語が綴られている。ミステリとはいっても、殺人事件もなければ驚くような…

麺の文化史

永らく絶版になっていた、石毛直道「文化麺類学ことはじめ」が、講談社学術文庫から「麺の文化史」として改訂再版された。麺の発祥、伝搬、地域性等について全世界的に網羅した労作である。著者は民族学者であり、本来食品の専門家ではないというが、豊富な…