けろこ堂日乗(β版)

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図書館

図書館革命

有川浩の「図書隊シリーズ」完結編である。 前作で見せた熱血さは、ややトーンダウンしているが、これは主人公笠原郁の心境の変化を反映しているのだろう。その分、郁と堂上の関係の変化に重きが置かれている。一言で言えば、完結編らしく、きれいにまとめた…

図書館危機

以前、とりあげた有川浩の「図書館」シリーズ第三弾である。 今回のストーリーはどちらかといえば直球勝負の熱血物語である。人様がどう評価するかは別として、亭主はこういうお話は結構好きである。何と言ってもわかりやすいし、ちゃんとツボで泣かせてくれ…

図書館の小説

1ヶ月以上更新をさぼってしまった。別に夏休みというわけではないのだが。 そこで、夏休みといえば図書館である。(笑) 有川浩の「図書館戦争」を読んだ。著者は「電撃」出身。 メディアの検閲が合法化された日本で、図書館の自主独立を守るために結成され…